【椎間関節性腰痛】について 治療編
こんにちは!!
笑渡です😄
本日も記事を更新してまいります。
今日は
椎間関節性腰痛の
治療編に入りたいと思います。
自身での運動を
行ってもらう前に
注意点があります!!
以前お話した
椎間板性腰痛は
前かがみになると
椎間板へのストレスが高まり、
痛みが出るとお話しました。
rigaku-seikei-channel.hatenablog.com
今回の椎間関節性腰痛は
体幹の伸展:体を後ろにそらす
動きをすると痛みが増悪します。
rigaku-seikei-channel.hatenablog.com
なので
椎間板性腰痛と
椎間関節性腰痛は
痛みの出る運動方向が
真逆のため
治療方針も真逆になります。
つまり、
椎間板性腰痛の人が
椎間関節性腰痛の人に対する治療を行うと
痛みが増悪する危険性がある
ということです!!
再三になりますが、
必ず自身の腰痛が何性の腰痛かを
判別して行うようにしてください!!
あなたの腰痛は何性の腰痛でしょうか? - 笑渡 channel
あなたの腰痛は何性の腰痛でしょうか? part2 - 笑渡 channel
少なくとも
今回、ご紹介する治療法は
・前かがみになった時に痛みが生じない
・後ろにそって痛みが出る
場合に行ってください。
それでは治療に入ります。
椎間板性腰痛の治療で重要なことは
・背骨の屈曲方向:曲げの動き の可動性の向上
・胸椎の可動性の向上
・骨盤の後傾の可動性向上
・腹筋群の柔軟性の向上
・腹筋群の機能向上
の5つとなります。
上記4つが柔軟性、可動性を出す目的で行います。
5つ目は筋力を高めることを目的で行います。
今回は
・背骨の屈曲方向:曲げの動き の可動性の向上
・胸椎の可動性の向上
の2つについて説明します。
・背骨の屈曲方向:曲げの動き の可動性の向上
前回の記事で
椎間関節性腰痛は
持続的に反り腰(腰椎伸展)の姿勢で
保持していると生じるとお話しました!!
ではなぜ反り腰をとってしまうのか・・・??
原因としては、
・背骨が硬く曲げる方向に動かせない
・腹筋が弱く止められない(今後お話します)
・その両方の問題
が挙げられます!!
なので
背骨の屈曲(曲げ)方向への可動性を出す
↓
背骨を曲げた位置で姿勢保持できる
↓
反り腰ではなくなる
↓
椎間関節へのストレスが軽減
↓
痛みの軽減につながります。
その運動は・・・
猫体操
です!!
やり方は
まず足を肩幅ぐらいに開いて
四つ這い姿勢をとります。
上の図のように
肘は常時伸ばしたままです。
その状態から
肘と足の位置は変えずに
猫のように背中を丸めます。
丸めるときに手で
地面を真下に押し、
肩甲骨を外に開くイメージで行うと
やりやすいです。
丸めたら元の位置に戻し、
再び丸めるのを繰り返します。
戻すときに腰をそらしてしまうと痛みが
出る可能性があるので
注意です!!
この体操により
背骨の丸める方向への
動きをよくしていきます!!
・胸椎の可動性の向上
椎間関節性腰痛は
胸椎:胸の骨の動きが悪いと
腰椎:腰の骨が頑張って後ろにそろうとするので
胸椎の動きを高める必要があります!!
胸椎の動きを高める方法は・・・
うつ伏せでおなかに力を入れて背筋
です!!
そると痛いのに背筋するの?
と思うかもしれませんが
腰椎(腰の骨)はそらしません。
まず、立った状態で腰をそって、
どの場所に腰の痛みが出るか確認して下さい。
次にうつぶせになります。
その状態で腹筋に力をいれます。
そうすることで
腰椎は動きづらくなります。
腹筋に力を入れたまま
頭のほうから背骨を
1つ1つ動かすイメージで
ゆっくり上げていきます。
首をそらしすぎると
痛めるので注意です!!
先ほど、そったときに痛みが
出た場所の手前で
そるのをやめます。
そして
1つ1つ動かすイメージでおしり側から
ゆっくり下げていきます。
この上げ下げを繰り返します。
痛みが出ない範囲で行って下さい!!
そうすることで
体が胸椎をそらすことを覚え、
胸椎の動きが出て
腰椎の椎間関節への
ストレスが減ります!!
本日のまとめです!!
椎間関節性腰痛への治療は
・背骨の屈曲方向:曲げの動き の可動性の向上
・胸椎の可動性の向上
です!!
これらにより
腰椎の椎間関節への
ストレスを減らすことができます!!
是非試してみてください🙇
次回は続きの治療を紹介します!!
ではまた👋
笑渡