【椎間関節性腰痛】について 治療編 part2
こんばんは!!
笑渡です😄
今年も残すところあとわずかとなってきましたね💦
本日も記事を更新してまいります。
今日は
椎間関節性腰痛の
治療編 part2です!!
実践する前に
以前までの記事を確認して
自身にあった運動を確認してから
行うようにしてください!!
前回の記事で
椎間関節性腰痛の治療で重要なことは
・背骨の屈曲方向:曲げの動き の可動性の向上
・胸椎の可動性の向上
・骨盤の後傾の可動性向上
・腹筋群の柔軟性の向上
・腹筋群の機能向上
とお話しました!!
rigaku-seikei-channel.hatenablog.com
本日は
骨盤後傾の可動性向上について
説明します。
椎間関節性腰痛は
腰を後ろにそると
椎間関節性にストレスがかかり痛みがでます!!
腰をそるときに
腰椎と一緒に骨盤の動きも伴います。
その骨盤の動きが後傾です。
骨盤の後傾とは
その字のごとく
骨盤が後ろに傾く動きです。
骨盤の後傾が生じないと
腰椎が過剰に動かなければならず、
腰椎の椎間関節にストレスがかかるわけです。
その骨盤の後傾をとめてしまうのが、
骨盤の前につく筋肉です。
なので
骨盤後傾の可動性を高めるには
骨盤前面筋のストレッチが
重要となるわけです。
骨盤前面についている筋肉はたくさんあります。
これらすべてが
骨盤の後傾を阻害する
可能性があります。
本来であれば、僕たち理学療法士が
どの筋肉が硬いかを判別し、
ストレッチ指導しますが、
硬くなりやすい筋肉のストレッチを
やっていただいて、
そのあと腰をそってもらって
前後で痛みの比較をしてください。
一番効果が出たものだけを
やっていただいてもいいですし、
効果が出たものをすべて
行っていただいてもかまいません。
硬くなりやすい筋肉は
①腸腰筋
②大腿直筋
③大腿筋膜張筋
の3つです。(上図参照)
①腸腰筋のストレッチ
図のように
伸ばしたい足を後ろにして
膝を立てた姿勢を取ります。
後ろ膝の地面につく位置を
少し外側にします。
体幹は
丸まらないようにするのが良いですが、
そらしすぎると
椎間関節にストレスが
かかる場合があるので
注意が必要です。
開始姿勢から
前足の膝を地面と平行で
前方に移動させるイメージで動かすと
後ろの太ももの前がのびます。
おなかに力を入れながら行うことで
反り腰になるのを防ぐことができるので
ストレッチ中はおなかに力を入れながら行いましょう!!
②大腿直筋のストレッチ
まずは立った状態で
上の図のように足首をもちます。
片足で立つのが不安定な場合
何かにつかまった状態でも構いません。
腸腰筋ストレッチ同様に
体をまっすぐに保ちます。
開始姿勢から
おなかに力を入れたままま、
足首を斜め後ろに引っ張ります。
そうすると太ももの前面が伸びてきます。
大腿直筋は骨盤から膝までつく筋肉なので、
膝を曲げることでより伸張されます。
③大腿筋膜張筋のストレッチ
上の図のように足を組みます。
伸ばしたい方の足に
伸ばさないほうの足をのせます。
上の足を横に倒すと
下側の足の外側が伸びます。
(上の図では左足をストレッチ)
その時に背骨を猫背にして
骨盤を後傾すると伸びやすいです。
上から見るとこんな感じです!!
本日のまとめです!!
今日は
骨盤後傾の可動性向上
について説明しました。
骨盤後傾がしっかり出れば
腰椎の椎間関節へのストレスが
減少します。
骨盤の後傾の可動性を上げるには
骨盤の前面につく
筋肉の柔軟性を向上することが重要です。
特に
①腸腰筋
②大腿直筋
③大腿筋膜張筋
の3つが大事なので
ストレッチをしっかり行いましょう!!
本日はこれで以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました🙇
ではまた👋
笑渡