笑渡 channel

しょうとと申します!理学療法士が一般の方向けの情報を随時掲載致します!!

~腰痛について 随時配信中~

【椎間板性腰痛】について 治療編 part2

こんばんは!!

 

笑渡です😄

 

本日も記事を更新していきます!!

 

今回は

椎間板性腰痛

治療編 part2です!!

 

椎間板性腰痛で

治療していくべきところは

  • 骨盤後面の筋肉の柔軟性
  • 大殿筋の内側線維の機能
  • 腹横筋機能
  • 腰背部の筋肉(多裂筋)の機能

 

上記4項目です!!

 

おさらいですが、

 

椎間板性腰痛

前屈:前かがみにより

椎間板にストレスがかかります!!

 

前屈の際には

骨盤の前傾

腰椎の屈曲

の二つの動きが関与します。

 

椎間板性腰痛を

訴える方は

骨盤の前傾が起こらず

腰椎屈曲が過剰に生じてしまい

痛みが出ることが多いです。

 

なので、治療は

骨盤の前傾腰椎屈曲

を改善させることが重要となります。

 

前回は

骨盤の前傾

を出すためのストレッチを

ご紹介致しました。

 

rigaku-seikei-channel.hatenablog.com

 

本日は

腰椎の屈曲(曲げ)

を減らす

 

  • 大殿筋の内側線維の機能

 

を紹介します!!

 

 

大殿筋は骨盤の後面を覆う

大きなおしりの筋肉です。

 

 

f:id:rigaku-seikei-channel:20201020222417j:plain

大殿筋と腰椎の関係

 

 

この大殿筋の内側は

胸腰筋膜という膜

(図では白くうつっているもの)

を介して腰椎についているため、

腰椎が過度に曲がらないように

後ろから支える役割があります。

 

そのためこの筋肉が腰椎の動きをセーブするのに重要となります。

 

レーニングの方法は

ずばり・・・

 

タオルを挟んでおしり上げ

です!!

 

 

f:id:rigaku-seikei-channel:20201020224237j:plain

タオルを挟んでおしり上げ

 

 

上の図のように仰向けに寝て、

曲げられる範囲まで

膝を曲げます。

 

そしてタオルを

太ももの間に挟みます。

 

その状態から

タオルを太ももでつぶしながら

おしりをあげます。

 

タオルをつぶしながら上げることで

より大殿筋の内側を鍛えることができます。

 

挙げるときにかかとだけ地面について

かかとで押すように上げると

大殿筋に入りやすくなります。

 

上げすぎると背筋に力が入ってしまうため、

体と太ももが一直線になるまで上げるのがポイントです。

 

おしりに入る感覚が分からなければ

上げる前に、

おしりをしめるように力を入れて、

その状態をキープして上げましょう!!

 

人それぞれですが

膝の曲げが小さいと

大殿筋ではなく

ハムストリングスに入ってしまう

(おしりではなく太ももの裏に力が入る)

ので注意してください!!

 

おしりを元の位置におろすときは

力を抜かず、

ゆっくりおろしてください!!

 

 

本日のまとめです!!

 

大殿筋の内側は

腰椎に胸腰筋膜を介して

繋がっているため、

腰椎を後ろから支え

曲がりすぎないようにしています。

 

それを鍛えるためには

タオルを挟んでおしり上げ

です!!

 

是非試してみてください🙇

 

次回も、引き続き腰椎の

屈曲をおさえる

残りの運動を

紹介していきます。

 

ではまた👋

 

                                     笑渡